ビジネス未経験の方が初めてネットでお金を得るのは、ほとんどの方がオークションやフリマだと思います。
私が取り組んでいるせどりというビジネスは、「安く仕入れ、高く売る」という至極単純な目的です。
つまり、貴方がよく行く店舗やネット通販にも、相場よりかなり安い商品が眠っている事が当たり前のようにあり得ます。
では、何故一般の方がそれを見つけられないのか。
答えは単純です。
相場を知らないからです。
0→1にするのは到底簡単なものではありません。
特にせどりはネットで検索してもどれもこれも怪しそうなサイトばっかりだし、コンサル代は恐ろしく高額だったり。
誰かに教えを請うのが確かに一番の近道ですが、誰を信用すれば良いのか、誰が私に教えてくれるのか、0の状態では分からない事だらけですよね。
人に教えてもらうのが怖いなら、自分で調べてやってみましょう。
まず成功体験を経験すれば、0→1になり得ます。
こんなやり方でやってますよーという事をざっくりと紹介して大体の流れを掴んで頂ければと思います。
この記事では、せどらーがどこを見ているか、どうやって相場より安い商品を見つけ出すのかを紹介したいと思います。
目次
どうやって相場より安い商品を探し出すのか
アプリを使用するして価格を調べる
店舗に行って商品のバーコードを読み取れば、Amazonの「現在価格」「売れ行き」「カテゴリランキング」を読み取る事ができます。
「せどりすと」や「Amacode」といったアプリを使用し、バーコードを読み取ります。
私はどちらも使っていますが、個人的には「Amacode」の方が使いやすいと思っていますので、この記事では「Amacode」の画面を使って紹介していきますね。

これは「Amacode」の画面です。
スマホのカメラ機能を使用してバーコードを読み取ります。
カメラをこの商品のバーコードに近づけると

このように緑色の枠が出て、バーコードを読み取りました。
下に
「週間ファミ通 2019年7月11日号」
- カート—
- 新品1,250円
- 中古1757円
と出ていますね。
これが現在のAmazonの最安値です。
カートと言うのは、Amazonの商品画面で「カートに入れる」ボタンが出ているのですが、「カートに入れる」ボタンを押すと購入される出品者の商品の事です。
ややこしいですね。
では、ちょっと画像を見て頂ければわかりやすいかと思います。

赤丸の部分がカートを取得している出品者ですね。
上の価格、2797円というのが、カート価格です。
では、さっきの画像をもう一度見てみましょう。

カートが「—」となっているという事は、カートを取得している出品者がいないと言う事ですね。
カートがいない商品はプレミア商品です。
定価で購入しても利益が取れる見込みがある商品ですね。
ちなみにこの雑誌の定価は550円なので、価格は2倍以上になっている事が分かります。
では、この商品のAmazon画面はどうなっているか確認しましょう。

①のAmazon以外の出品者となっている。(=カートがいない)
②新品&中古品(12)¥550より
①は定価より大幅に高い商品はカートが居ない状態という事があります。(基本はプレミアでもカート出品者はいる)
②(12)の意味は、12人の出品者がいる。¥550 は12人の出品者の中での最安値。
550円って定価じゃねーか!
と思われるかも知れません。
では、出品者一覧を見てみましょう。

先ほどの「¥550」というのは、出品価格で、配送料を含んでいない価格という事が分かりましたね。
で、配送料を含むと1250円となります。
つまり、Amacodeのバーコード読み込みでは出品価格と配送料を足した額が自動で計算されています。
では、次は売れているかどうかを確認していきましょう。
売れているかどうかを確認する
売れ行きの確認方法はいくつかありますし、各社便利な機能があるのですが、一番スタンダードな「モノレート」を使用していきます。
モノレートは、ブラウザで使用できる「ランキングと価格推移を調べる事ができる」サイトです。
まず、先ほどの商品を「Amacode」を使用して「モノレート」で見てみましょう。
商品のバーコードを読み取ったら

下の方の赤枠の当たりをタップすると

下にメニューバーが現れました。
モノレートと書いている所をタップすると

モノレートに飛びます。
下の方にある価格の「コスト計算」という部分がありますね。
これは、FBAに納品して、今の価格で販売した時に得られる金額の事です。
1250円の販売価格に対し、Amazonの手数料を引かれた価格が626円という事ですね。
定価が550円なので、差額は76円の儲け となります。
こういった商品の場合、自己発送すれば利益が大きくなるのですが、またの機会に詳しく説明させて頂きますね。
下の方にスクロールしていくと

このようなグラフが出てきます。
一つずつ説明していきますね。
最安値
緑の線が新品価格の推移
赤の線が中古価格の推移
上部の「新品(送料込み)\1,190」「中古(送料込み)1,604」と書いているのは、指定した期間中での平均価格です。
この商品の相場がこの価格となります。
出品者数
最安値と同様の色です。
出品者増加、減少の推移。
一時15人程度いましたが、6人まで減り、現在は12人となっているようですね。
ランキング
ランキングは下に下がると商品が売れた証拠となり、売れていない場合は少しずつ上に上がっていきます。
下に下がった回数分商品が売れているという事です。
今回の場合、下に下がった回数が8回あるので、最低でも指定した期間中に8回以上は売れているという事ですね。
モノレートユーザー
この商品をどれくらいの人がモノレートで調べているかの推移です。
グラフ上部に「モノレートユーザー5.7」と書いてありますが、「指定した期間中に平均で1日5.7人の人がこの商品を調べている」という事です。
つまり、この数がライバルの数となります。
今日の日付から2~3日遡っての人数を見て、この商品を仕入れた時のライバルの数を予想しましょう。
この商品の大体の相場が分かったと思いますが、実はこの商品はこの記事を書く3日前に実際に私が仕入れた商品です。
私は1240円で販売し、即日売れて行きました。
まとめ
相場を調べる為には、まず店舗に行き、バーコードを調べてみるとその商品の相場が分かります。
また、家にある商品のバーコードが残っていれば、試しに一度Amacodeで読み込んでみて見方の練習してみると良いでしょう。
せどりとは、利益が出る見込みがある商品を集めて出品するだけです。
やっている事は
バーコードを読み込む→相場を調べる→仕入れ→出品
これだけです。
このワークフローは私も年収1億とかの凄い人でも初心者でも必ずこの行程を忠実に行っています。
では、収入の違いが何故発生するのか。
投資できる金額と作業効率の違いだけです。
つまり、初心者の方でも、Amacodeを入手して店に行ってバーコードを読み込めば少量でも仕入れはできます。
商品の選定や探し方にはある程度コツがあったり、どんな商品がプレミアになっているか判断する相場観は存在します。
しかし、用事で店舗に行ったついでに調べて、仕入れができるようになれば良いと思いませんか?
初心者でもお小遣いが欲しいなら5000円程度稼ぐのは難しくありません。
ただ、始めに書きましたが、誰かに教わるのが一番の近道ですし、困った時に助けが無い状況は推奨できません。
本気で始めるなら気軽に誰かに聞ける環境を構築してからスタートするのがベストです。
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